2016年2月9日火曜日

谷崎潤一郎『春琴抄』


何が書かれているのか、それをどのように語るのか、そして時間をいかに紡ぐのか、すべてにおいて完璧なまでの小説である。

谷崎がすごいのは背後にある時代背景がすき間からチラッと見えるところにある。
幕末の話はメディアでは政治のことばかりが取り上げられるが、実は経済の話が面白い。