2016年12月31日土曜日

大つごもり

大つごもり、

いつも大晦日には、樋口一葉を思い出します。













樋口一葉は近代小説の最も有名な作者ですが、現代のように「国語」を書き話す世の中では味わうことができない、本来の美しい日本語の音を紡いでいます。

この音にふれ、読んだり、研究しようとすると、本来の勉強が手が付かなくなるほどの破壊力をもっているので、試験に合格して時間に余裕があるときに読んでみることをすすめます。

うつせみ」あたりは、日本人女性はこれほどまでに美しいのか、と引き込まれ、戻ってこれなくなるほどの威力を感じます。


そして、樋口一葉が読めるというだけで、貴方の人生は読まなかった人よりも豊かなものになるはずです。
そんな勉強の機会をつくり、チャンスを与えてくれた親に感謝です。