2016年12月21日水曜日
もし、海外で仕事をしなければならないとき
ドイツが、大量移民を迎え入れても、移民たちはほとんど就職できないという状況のようです。
ドイツ国内には求人が多くても、それが移民には到底できないというケースだと思います。
たとえば、自分が今、ドイツに行って仕事をしなければならないという状況だと考えると、貴方ならどんな仕事ができますか?
そう簡単には見つけれないはずです。
アジア人なら、どこの国でも飲食関係なら何とか食べていけるくらいは稼げる可能性はあります。
ほとんどの人は結局は面倒な就職活動をしないで、飲食をメインに、教育、旅行などのニッチ産業を目指すことになるでしょう。
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アメリカ人が強いところは、海外で飲食業以外で、現金収入が期待できる仕事を創出することができることだと思われます。
その作業も、まさにモジュラー型アーキテクチャーで、その国の資源や人を組み合わせたり、資産価値がなくなったものを安く購入して、付加価値を備えて高く売ったり。
アメリカ人というより、外国人が持つバイアスを最大限に利用します。実際に、ビジネスというのは単に差異性を持った財の裁定取引だったり、取引コストや固定費のコントロールに過ぎなかったりするわけで、そのあたりが彼らは訓練されているのです。
日本やドイツは確かに世界最高峰の技術があって、何でも作ることができますが、すぐに他の国に汎用できるかと言えば、課題も多いところでしょう。
先人が多くの遺産を残してしまい、さらに国内市場だけで十分に経済が充足できるため、いつの間にか国際競争力が落ち込みました。
ビジネスを鍛えるという作業
ビジネス・スクールに行ってもビジネスの知識は与えられるだけで、スキルは身に付きません。
スキルは、より手ごわく、より話がうまい、信頼できる、長く付き合いたい、というさまざまな要件を必要とするため交渉件数が多いほど望ましくなります。
世界中には、そういった交渉量を十分に与えてくれる場所があります。ニューヨークのあるストリートだったり、インドや海上にも存在します。リスクを跳ね返す勢いがあるときに、そういった市場で出向いて鍛えてみてはいかがでしょうか。
交渉力ばかりか、機動性の高い英語力まで身に付くことでしょう。
たぶん、日本にも「わらしべ長者」のようなおとぎ話があるので、そういった通商・行商の文化を持つ集団がいたはずです。意外に才能を発揮する人も出てくるでしょう。
※交渉といえば、個人的には、アメリカでの中古車転売が一番、思い出が深かいです。デンバーでレンタル落ちの安い中古車を見つけ、ブルーブックで相場を確認、3000ドルで買った中古車を直接、別の中古車屋に持っていくと、プロでさえ1000ドルで買いたいという人もいれば、6000ドルという人もいました。
2016年10月22日土曜日
もっとも簡単な人物試験
もっとも簡単な人物試験として次のようなものはどうでしょう?
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問題
実際のプロ野球を観戦をして、それを自分の言葉で説明してください。
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単純な問題ですが、現在、ほとんどの大人はリアルな野球を観ることができません。
多くの観戦者は、実際の野球ではなく、オーロラビジョンのような電光掲示されている2次創作された「作られた野球」を観ています。
作られた野球は一方向的でその製作者の一視点でしか過ぎません。
(事実でないことを事実のように感じさせるのが視覚からの伝達法です。そのため、視覚伝達法はもっとも人間を簡単に奴隷化させることができるのです。)
この上記の問題では9割以上の解答者はその電光掲示板に映し出された野球を観て説明するので不合格になるでしょう。本人たちも、どうして自分たちが不合格になったのか、気が付かないはずです。
そして、この人たちは生涯、視覚をコントロールされ、情報に惑わされた人生を送ることになります。
実際の野球を観戦した一部の人たち、さらに、それを自分の言葉で書けた人たち、たぶん、この人たちを採用したことを後悔する企業や役所は少ないはずです。
(情報に惑わされないというだけで、かなり強い心を持っています。)
この実際の野球を観た人は、全員が異なった視点を持っているはずなので、異なった視点を持つ者をそれぞれの視座から採用することによって、優れたモノを作ることができるのです。
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問題
実際のプロ野球を観戦をして、それを自分の言葉で説明してください。
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単純な問題ですが、現在、ほとんどの大人はリアルな野球を観ることができません。
多くの観戦者は、実際の野球ではなく、オーロラビジョンのような電光掲示されている2次創作された「作られた野球」を観ています。
作られた野球は一方向的でその製作者の一視点でしか過ぎません。
(事実でないことを事実のように感じさせるのが視覚からの伝達法です。そのため、視覚伝達法はもっとも人間を簡単に奴隷化させることができるのです。)
この上記の問題では9割以上の解答者はその電光掲示板に映し出された野球を観て説明するので不合格になるでしょう。本人たちも、どうして自分たちが不合格になったのか、気が付かないはずです。
そして、この人たちは生涯、視覚をコントロールされ、情報に惑わされた人生を送ることになります。
実際の野球を観戦した一部の人たち、さらに、それを自分の言葉で書けた人たち、たぶん、この人たちを採用したことを後悔する企業や役所は少ないはずです。
(情報に惑わされないというだけで、かなり強い心を持っています。)
この実際の野球を観た人は、全員が異なった視点を持っているはずなので、異なった視点を持つ者をそれぞれの視座から採用することによって、優れたモノを作ることができるのです。
2016年9月30日金曜日
日本の大学文系は課題が多い。
どうして日本の大学文系はレベルが低いのか?
この理由の1つが、人文科学系が未発達、もっとも重要な学問である「哲学」が文学部の1学科に納まっているといった理由があります。
戦後、日本は製造業に力を注いだので理系が中心となったこと、
アメリカの大学教育は宗教・思想と結びついているので人文系、リベラル・アーツ系が人気がある、文学・法律・経済・社会・数学・物理・天文・生物・思想・歴史など一通りすべてを学習した後で哲学をようやく学ぶことができる、
つまり学問は1つに集約されるのですが、日本の大学文系ではその工程が異なっている状態です(大学はあくまで研究機関であり、大学と宗教のつながりがないため)。
留学経験がなく公務員になって、留学後にまず「哲学philosophy」の講義を受け、かなり衝撃を受けるはずです。経済学をマスターしたのならなおさらその衝撃は大きいはずです。
(今でもお願いして「聴講」させてもらうのも良いでしょう)
日本がこれから製造業中心国から投資大国へ変化するにあたって、必須となるのは法律や経済ではなく人文科学になります。(もちろん、人文科学をマスターするために法律も経済の学習も終了しておく必要がありますが。)
そういった背景もあって、公務員試験改革が進んでいる過程だと思われます。
(英国もドイツもそうだけど、日本もアメリカに無理に合せようとしているのでかなりの歪みが出ているのも確かです)
●今、個別に学んでいる勉強は社会に出ると1つになります。→例(科学の法則を簿記的に考えて、数学的に記述し、文学的な語り方で発表する。)
●今、分類している国も民族も1つとして考えるようになります。→ 陸上ではなく、海上を基準に世界を見るようになります。
●お金儲けに関心がなくなります。→ お金以外のモノをたくさん交換するようになるため。
この理由の1つが、人文科学系が未発達、もっとも重要な学問である「哲学」が文学部の1学科に納まっているといった理由があります。
戦後、日本は製造業に力を注いだので理系が中心となったこと、
アメリカの大学教育は宗教・思想と結びついているので人文系、リベラル・アーツ系が人気がある、文学・法律・経済・社会・数学・物理・天文・生物・思想・歴史など一通りすべてを学習した後で哲学をようやく学ぶことができる、
つまり学問は1つに集約されるのですが、日本の大学文系ではその工程が異なっている状態です(大学はあくまで研究機関であり、大学と宗教のつながりがないため)。
留学経験がなく公務員になって、留学後にまず「哲学philosophy」の講義を受け、かなり衝撃を受けるはずです。経済学をマスターしたのならなおさらその衝撃は大きいはずです。
(今でもお願いして「聴講」させてもらうのも良いでしょう)
日本がこれから製造業中心国から投資大国へ変化するにあたって、必須となるのは法律や経済ではなく人文科学になります。(もちろん、人文科学をマスターするために法律も経済の学習も終了しておく必要がありますが。)
そういった背景もあって、公務員試験改革が進んでいる過程だと思われます。
(英国もドイツもそうだけど、日本もアメリカに無理に合せようとしているのでかなりの歪みが出ているのも確かです)
●今、個別に学んでいる勉強は社会に出ると1つになります。→例(科学の法則を簿記的に考えて、数学的に記述し、文学的な語り方で発表する。)
●今、分類している国も民族も1つとして考えるようになります。→ 陸上ではなく、海上を基準に世界を見るようになります。
●お金儲けに関心がなくなります。→ お金以外のモノをたくさん交換するようになるため。
2016年7月23日土曜日
経済官僚育成講座-三島由紀夫(1)
経済官僚になるために、例えば、通商白書や経済財政白書(旧経済白書)で扱っているデータなどは自分の言葉で説明できる必要はありますが、ここでは経済理論ではなく、経済官僚になるための心構えのようなものを話していきたいと思います。
よく現役の官僚と話をするときに出る作家は三島由紀夫です。
私自身、三島の話をすると、経済理論以上の熱が入ってしまい、三島こそが「日本人の経済学」をつくった大功労者の1人だと考えています。
小説を読むのも良いですが、批評などに目を通すと、かなりの読書量が裏打ちされたものだと納得させられます。
三島は大蔵官僚でした。大蔵省(現財務省)は税収確保のために日本国内にある資金の流れを完全に把握する必要がありました。現在のような国民の多くがサラリーマンである世界ではないので、その資金の捕捉がかなり難しいものです。
現在もテロ対策関連法に基づいて、資金の流れに透明性を強化しようとしても、実は深層は根深く、なかなか難しいのです。
基本的にビジネス・パーソンは定置にとどまらず流れている人が多いいけど、捕捉しやすい層でもあります。しかし、日本と言う国は、「家」というシステムが根付いていて、それは透明化できない深層・宇宙観があり、政治経済にもこの「家」という構造と結託しています。
これが技術を産み出し、安心社会の土台を作っているのです。
ですから、「家」=独占業務ではあるものの、それを許容しなければならない社会的構造が我が国にはあるのです。
(世襲反対!と言う人も多くいると思いますが、なぜ世襲=「家」、家業を採用しているのかを、いずれ知ることになります。)
大衆経済の運営そのものは、江戸時代の経済官僚の例を考察しても貨幣改鋳などの金融政策の運営だけでもなんとか維持ができます。
しかし、明治維新のような大改革を行うための巨大な資金源は大衆の中にはなく、最上層と最下層の両極に存在するのです。そのため、三島も含めて日本の文学には貴種流離譚があり、三島はその極へ向かう歩行器を大蔵官僚時代に見つけたと推測します。(これは、柳田国男にも通じるものがあります。)
よく現役の官僚と話をするときに出る作家は三島由紀夫です。
私自身、三島の話をすると、経済理論以上の熱が入ってしまい、三島こそが「日本人の経済学」をつくった大功労者の1人だと考えています。
小説を読むのも良いですが、批評などに目を通すと、かなりの読書量が裏打ちされたものだと納得させられます。
三島は大蔵官僚でした。大蔵省(現財務省)は税収確保のために日本国内にある資金の流れを完全に把握する必要がありました。現在のような国民の多くがサラリーマンである世界ではないので、その資金の捕捉がかなり難しいものです。
現在もテロ対策関連法に基づいて、資金の流れに透明性を強化しようとしても、実は深層は根深く、なかなか難しいのです。
基本的にビジネス・パーソンは定置にとどまらず流れている人が多いいけど、捕捉しやすい層でもあります。しかし、日本と言う国は、「家」というシステムが根付いていて、それは透明化できない深層・宇宙観があり、政治経済にもこの「家」という構造と結託しています。
これが技術を産み出し、安心社会の土台を作っているのです。
ですから、「家」=独占業務ではあるものの、それを許容しなければならない社会的構造が我が国にはあるのです。
(世襲反対!と言う人も多くいると思いますが、なぜ世襲=「家」、家業を採用しているのかを、いずれ知ることになります。)
大衆経済の運営そのものは、江戸時代の経済官僚の例を考察しても貨幣改鋳などの金融政策の運営だけでもなんとか維持ができます。
しかし、明治維新のような大改革を行うための巨大な資金源は大衆の中にはなく、最上層と最下層の両極に存在するのです。そのため、三島も含めて日本の文学には貴種流離譚があり、三島はその極へ向かう歩行器を大蔵官僚時代に見つけたと推測します。(これは、柳田国男にも通じるものがあります。)
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