2018年4月17日火曜日

モノが売れない時代

 日本市場は比較的モノが売れる市場として世界的に期待は高いのですが、明らかに欲しいモノがなくなっていて、モノが売れない時代になってきています。
 
① 当方の旅行のサイトからAmazonへの商品リンクのクリック回数は、2005年の段階では、確か1か月に60~80回くらいあったと記憶していますが、それでもその人たちの1~2割は実際に買い物をしていたと思われます。

②現在2018年、リンクのクリック回数は400回/1か月を超えています。これは、日本だけでなく海外の人が多くなってからで、クリック自体は5倍超増加しているのですが、そのうち買い物をしている人は2か月に1人いればよい方です。

③Amazonアソシエイトは、日本と米国の両方に参加しているのですが、それでも日本の方が購買力は高いと感じます。

 以前にもお話ししましたが、業者が売れない商品をプロモーションとしてAmazonが利用されるようになっているので実際に良い商品を見つけることが困難になっているのが現状で、さらにネット販売の信頼が薄らいできているので、ネットで本当に良い商品を購入する場合はよく調べないとわからなくなってきていることも、モノが売れなくなった原因でしょう。

 ただ1つ考えられるのは、モノは売れない時代ですが、海外からのアクセス数は大きく増加していて、アクセス数を増やすことにはほとんど経費はかかっていません。

 結局、モノの流通はなく、アクセス数のみから収益を獲得するような情報を売るサービスが成功時代になったと実感します。ただ、Youtubeのようにアクセス回数だけで広告収入を得るような商法の時代は長続きはしないように思われます。