2018年5月25日金曜日

30年はすぐに通りすぎた。


漆芸:中條伊穂理 先生
http://galleryjapan.com/locale/ja_JP/work/list/?subject_category=3&technique_category=30305&sort=2

 30年前以上に、私は彼女と同じ教室で美術の世界にいました。

 当時、伊穂理先生は、「言葉」はウソだらけ、美術というコミュニケーションにはウソがない!という事を話していたが、なかなかやはり大物の片鱗があったと思います。
 この言葉でない、心の中にある「美」によって到達できたコミュニケーションには桃源郷に近いモノがあります。
 多くの人は言語空間に支配され、その桃源郷を見ないまま一生を終えると思われます。
 早い時期にそれを伝えた彼女は、神の化身なので人間国宝になってほしいものです。

 私は60歳になったら、美術界に復活すると約束したので、その時は彼女の教室にでも行こうかと考えています。



               中條伊穂理:ぐいのみ