2016年8月4日木曜日

学生の将来を考える教員は、実はごく少数しかいない。

 学生の将来を真剣に考えている教員は、実はごく少数しかいません。

 学生の将来について、幼稚園や小学校低学年の教員ほど考え、大学になるほど高給であるのにほとんど考えなくなります。
 多くの大学教員は「先生、先生」と呼ばれチヤホヤされ、しかも高給であることにあぐらをかいて努力しなくなってしまうのかもしれません。

 何人かまじめに考えている教員は、今の情報化社会では将来予測ができないので、取りあえず、学生を公務員にさせて、それから勉強して将来を考えさせるという人もいました。まあ、これはこれで私も同意しています。(資格をとって優位に仕事に就けるというものはほとんどなくなりました)

 以前もお話ししましたが、大学によっては虎の穴のような、超スーパー熱心な公務員試験の学内講座を持った大学もあります(教員と学生が密に接しているという環境も良かった。)。大学のレベルに限らず、こういった大学は10年後、20年後、大躍進しているでしょう。