2016年7月21日木曜日

留学は、田舎か都会か!?(1)

 留学なり遊学、仕事などで海外に長期間住む場合、田舎が良いのか都会が良いのか考えるはずです。
 留学中の8割の日本人は、日本人同士でつるむので言葉もマスターできないし、何も得ないまま帰国することになります。(今では留学の学歴やMBAなどもあまり価値を持たなくなりました。)

 私はアメリカしかわからないのでアメリカについてしか話せませんが、ニューヨークのような大都会もあれば、バスで数時間乗れば日本人がまったくいないような田舎にも行けます。
 はたしてどちらが望ましいでしょうか?


 外国に行って重要なのは、どのような人と出会い、関わり合うのか?ということです。


 例えば、日中の東京も観光客ばかりでいきなり現地在住の人と交流ができないように、ロンドンもニューヨークも同じように日中の街はつまらないと感じます。
 しかし、都会ではさまなざな専門家がいるし、自分に合ったコミュニティも見つけやすいはずです。仕事もたくさんあるし、学校に10年行っても英語は身につきませんが、仕事をすれば1か月で英語は習得できます。

 逆に、生活が便利過ぎると、初心は忘れてしまい、ニューヨークくらいシステマティックだと、だらだらと生活を送ってしまうことになります。

 日本でも英国でもそうですが、アメリカにも「街」に理念があります。
 いきなり、学校に行ったり、仕事をするのも良いですが、USAレールパスやアメリパスで全米を旅して、ローカル新聞を読んだり、ボランティアに参加しながら、どこの街が自分にふさわしいのか探って見ることをススメます。その経験はきっと有意義なものになるはずです。