2016年7月26日火曜日

資格試験の予備校が新しく立ち上がっているようですね。

 「公務員試験」で検索すると、いつくか最近になって予備校が新設されているようですね。

 教師は新しいほど勤勉であるように、予備校も新しいほど受講生を集め合格率を上げようと努力するので、かなり受講生にとっては良い方向への原動力を持っています。(もちろん、老舗も負けじと努力するので双方に良い影響が産まれます。)
 
 これは、どんな業種の会社でも同じですが、スタートからある一定の軌道まで上昇させることができるかどうかが肝心です。
 しかし、景気の良かった時代では予備校に差し出せるお金に余裕がある学生が多かったはずですが、今ではアルバイトで生活費を稼いでいる学生がとても多いので、何十万も予備校に出せる人はほんのわずかです。
 つまり、今、予備校は金銭的余裕のある受講生争奪戦になっている可能性もあります。

 受験生が増えない、需要者が増えない以上、市場規模には限界があるので、経営的には難しいはずです。したがって、従来のビジネスモデルではない形態で運営する必要があり、それによって、まず市場を大きくさせることが重要になってきます。
 そして、ステマをやっているような場合であれば、撤退は早まることになるでしょう(現在の需要者はネット世界に慣れているので、かなりシビアな目を持っている)。

 私個人では、受講生からの授業料は無料、ただし広告を見てもらって広告会社からの収入と関連商品(本とかデータなど)の売り上げで運営していくスクールなどが良いと考えています。

 対面講義・対面指導となると、家賃や人件費がかさむので、都心部での集団講義には限界が出てくるはずです。